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『顛末』

さぁ。動きだそうか。





サイドティアーズ:禅

『顛末』

「という訳で、お嬢は今あの三角錐に閉じ込められてるってわけ。これでこっちの事情はあらかたかな話したかな?」

その後部屋の惨状を見て錯乱しかけた紅翼さんを宥め、俺達は少しばかり片付けられた作業台の上でお茶を啜っている。

「そして、これを踏まえて聞きたいことが幾つかできたわけなんだけど、紅翼さん答えてくれるのかな?」

そう訪ねると、紅翼は少し考え込んでからがぶりとお茶を飲んだ。

「こうなったらしゃあないな。つっても全部が全部喋られる訳やあらへんで?その辺は承知したってな」
「分かりました。じゃあまずはC4…彼女は『何』です?」
「かっ!!また一番答えにくい所から切り込んできたのぅ。せやなーなんて答えたもんかな」

そういいながら紅翼さんは懐かしむように自己修復モードに入っているC4を見詰めた。

「彼女が機械…しかもDEMも技術を流用しているのはさっきの戦闘で分かりました。技術的な面には興味はありません俺が知りたいのは一つ。何で彼女はねぇさんと同じ顔をしてるんですか?」

「同じ?あんた実はちゃんと見てへんな?確かに髪色と髪型は同じかも知れへんけど、彼女の瞳は鳶色や。詩祈ほど紅く染まってへんやろ?目の形も違うはずやしな・・・つってもアンタが聞きたいのはそういうことやあれへんよな?」

そう。ねぇさんと似ているなんていうのは結局はモデルになったとかとでもいわれればそれでおしまいなんだ。
今、何より重要なのは『ねぇさん』と『C4』が似ていること。
そしてその『C4』をお嬢が『お姉ぇさま』と呼んだことだ。

今回の依頼であるお嬢の家族探し。
その目的たる人物に似ている登場人物がこれで二人増えたことになる。

そして、直前でこの依頼を断るように指示してきた紅翼さん。
ここに因果関係がないはずがない。

「ええ。どうゆうつもりなんですか?」

「『どうゆうつもり』・・・ね。うちは当初の依頼を遂行し続けとるだけなんやが…っとそうやな…」

「簡単に説明するとやな。このDEMはギルド元宮の依頼やな。内容は守秘義務で詳細まではあかせん。せやからこの喋りさえもアンタを信用しての事や、これは各世界の代表も噛んでるプロジェクトやな。んで、見た目はうちの趣味や。ドミ界の代表も噛んどるしちょいと詩祈をモデルにさせてもろた。そして、ここが知りたいんやろうけど。ティアの依頼を辞める様にいったんは、その子の家族からの依頼やからや。」

「!?家族の!というと、紅翼さんはコンタクトが取れたんですか!?」

DEMの方はどこからどこまでが本当かなんて俺には確認するすべがない。ねぇさんなら直接ドミニオン界の利権代表に確認するかもしれないが、生憎と俺にはそんなコネはない。
ならば明かしてもあった情報を鵜呑みにせず、可能な限り真偽を汲み取るしかない。

「つっても弟君の方やけどな。メインの姉君の方じゃない。ま、暫くはこっちで自由に動きたいから詮索はやめてくれって事らしいな」

「・・・証拠は?それが本当に弟さん。えーっとエンジュ君だったかな?エンジュ君だったという確証はあるんですか?」

そう。それが偽者である可能性は否めない。
それが赤の他人で、偽って紅翼さんに接触したともありえる。

「うちの捜査を疑うか… せやな、まぁええやろ。まず禅。ドミニオン界のストール家ってのはな、いまでこそ没落しとうが北部連合国家の中では古参の家柄やねん。今でこそ他家に吸収されかけとるがストール家となるとそこは間違いようがない。長女シフォン、次女ティア、長男エンジュ。顔の確認はギルドのお偉いさんの確認済みや。」

お嬢がお嬢たる理由はそこにあったのか… 道理でこう世間知らずなはずだ…

「さらに。長女シフォンは詩祈に生き写しのように似とるって話しやな。こればっかりは代表さんの話しやから間違いないやろ。で、どや?謎は解けたかな?」

「ええ。とりあえず紅翼さんが信用できないという事は完全に理解しました。さて、こうなってくると俺も身の振り方を考えないとなぁ…」

ここに来るまでは依頼というだけで、お嬢に協力してきていたが肝心のお嬢があの状態。
心此処に在らずと言うか、限界を数回突破してしまったぐらいに良い感じに脳内麻薬が決まったような状態だしなぁ。
問題を整理しようか。

まず、家族探索の依頼を申し込んできたティア。
家族探索のメインであるシフォンさんに良く似た詩祈姉さん
さらに、詩祈ねぇさんによく似たC4なるDEM。
その製作者である紅翼さんは件の依頼の弟さんエンジュさんとつながっている。
そして、当の依頼者であるティア嬢はC4を目撃後錯乱したまま。

…正直この状態のお嬢をそのシフォンさんに逢わせていいものなんだろうか?
良くてさっきの戦闘の再現、悪くて共倒れ…
…依頼のキャンセルも件のエンジュさんはそれを見越して逢いたがっていない?

とりあえず、お嬢と話すのが先決かな?

「紅翼さん。ティア嬢とちょっと話がしたいんだけど」
「別に止めへんがアンタアレと話せんの?」

顰め顔で指差す先にはいまだにシールド内を縦横無尽に暴れまわっているティア嬢の姿があった。

「そういえば、お嬢は紅翼さんの家で寝泊りしてたみたいだけど、普段からあんな感じなの?」
「寧ろ初めてあの姿見てるくせに反応無い自分の方がうちとしてはびっくりなんやが」
「いや、まぁ。自宅に似た感じの生き物が二匹いますから…」
「・・・・んー。一応簡単にでも調べればわかるやろうからサービスしたろ。ストール家はなドミニオンとしての血が濃いんや」
「血が濃い?」
「今、ドミニオンと呼ばれる種族がその昔驚異的な力を持っていたのは知っとるやろ?今でこそドミドラぐらいしかおらんがアレぐらいの連中がうようよしとったって言う話やな。それが世界間で行き来ができるようになり、次第に血が薄れ。今に至るわけだが、ストール家ってのはな近親婚を基本にしとる血筋なやわ」
「近親婚…という事は」
「せや、幾分か薄まってはしまってるが普通の奴らより遥かにドミニオンとしての本能が強いんやな。尤も、それのおかげで奇形児がぎょーさん出るらしいがな。んで今のティアは本能が前面に出とる状態…やとうちは推測しとる」

っておい。推測ってなんだよ…

「対処法は?」
「さぁ?ほっときゃそのうち戻るんとちゃぅ?」

なんと適当な…

「みた感じ、今のあの子は獣に近いんやろうな。動きに理論があれへんしな。せやったら一辺あの子の意識でも落としてみる?案外それで簡単に戻るかもな」

意識を…

「分かりましたそれでいきましょう」

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