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[C69]

ボクも同感だよ。ためごろう(
生理的に受け付けないものってあるっすよね!

そして、
詩祈さんは怒らせたら怖い人
怒らせたら怖い人(;≧ω≦)人″
あ・・・これは祈りじゃないy・・・(

連続更新お疲れさまっす!
次は怒涛の快進撃っすねっ(´ω`)
  • 2009-02-20
  • ラクトキャスター
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[C70] 詩祈

ラクトキャスターさん>
正直Gを書いてることに飽きてきた暴走機関車ですOTL
大丈夫ヨ 詩祈サン怖クナイヨ
トクニ女ノ子ニハ凄クヤサシイヨ
  • 2009-03-05
  • 詩祈
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『黒鎧』

初めて彼女と出会った時は何の冗談かと思った。
数年ぶりの旧友の訪問に喜び、そして親友の変わりように驚きを隠せなかった。
出会った頃の彼はエミル、ドミニオン、タイタニアの種族にかかわらず総てを見下しているような男だった。
それが、こちらの世界で生活を続けるうちに徐々にではあるがそのわだかまりも解け雪音殿との出会いによって殊ドミニオンに関して意外は完全に偏見もなくなっていた。
そんなドミニオン嫌いだった彼が唯一気を許したのが私だった。

その彼がドミニオンの女の子を連れ訪ねてきたのだ、それを喜ばずにはいられなかった。
そう――― その真意を知るまでは





サイドティアーズ:ためごろう
     『黒鎧』
         これでもドミニオンの総代ですから

怒涛の勢いで絶えず押し寄せてくる忌まわしい奴等を自ら定めた防衛線を目安にありとあらゆる術式を使い侵入を阻む。
その間黒い絨毯の下に気づかれないように魔方陣を展開させ、できるだけ時間をかけ詠唱を紡ぐ。
あのような生物見るのもおぞましいがこれほどの勢いで迫ってくるならばそうも言ってられまい。
先ほど詩祈に堪えられる時間を聴かれはしたが、正直こんなところ一刻も早く出て行きたい。2,3日もここに篭るぐらいなら国家問題になろうと周囲を破壊して飛び出してやりたいぐらいだ。
ましてや奴等の歯応え等想像を超えるほどに味わいたくない。

「私はね、君たちの存在を生理的に受け付けないのだよ!」

そういうと、数メートル先某黒い羽虫の群れの中にドッペルゲンガーを出現させ自分の正面に四方からパーフェクションウォールを出現させ通路を完全に密閉する。
本来白色クリスタルのはずのウォールは迫ってくる黒羽虫のせいで徐々に黒く染まって行く。
それを苦虫を噛み潰したように見つめながら黒く染まりきると ふいっと視線をそらし指先をパチリと鳴らす。

「せめて目に留まらずに消え去れ」

―たとえこの身滅びようとも―

黒く染まりきったクリスタルが一瞬のうちに白く染め抜かれ、ビシリと亀裂が入る。
パーフェクションウォールで密封した中でドッペルゲンガーに無理やりHEARTスキルを使用させる。
本来細かい作業のできないドッペルゲンガーに無理やり術式を通すのだ当然の如く術式は失敗しその身は崩壊を起こす。ならばその身に多くの魔力を溜め込んでいたならばどうなる? 唯でさえ小さい移り身に凝縮された魔力は出口を求めて暴れだす。
そこには純粋に強力な魔力の爆発が発生する。
さらにその範囲を密閉すればその結果は推して知るべし。

「散り様ぐらいは綺麗でいたかろう?」

―アイシクルテンペスト―

事前に配置していた魔方陣を起動させる。
氷結の嵐は亀裂の入った乳白色のパーフェクションウォールを砕きながら細い地下水道を掻き乱す。

嵐が収まると、細かく砕けた氷片とパーフェクションウォールを形成していた魔力が淡く光りながら黒い空間を彩っていく。
その先には先程まで視界を埋め尽くすほどの羽虫が嘘のように普段通りの地下水道があった。

「さて、詩祈の様子でも確認するとするか」

心配はないだろうが、念のために迎撃用にドッペルゲンガーを数体配置しておく。
これならば、後続が来ようとも数分はもつであろうし反応があればすぐに気づく。
起動の確認をしながら急ぎ詩祈たちの進んでいった出口へ向けて足をはやめた。



:詩祈 
    

先ほどまでのみすぼらしい姿と変わってその黒く鈍く光る黒狼は生前の威厳のようなものを十分に発していた。
体の構造も変わったようで、折れた足などもはやなくその四肢は悠然と大地を踏みしめていた。

もっとも、その黒光りって言うのもゴキどもって考えると怖気しか感じない。
頼みのレバ剣も額に刺さったままゴキに覆われ今では角のようになってしまっている。

「ぅぅ~ 私のレバ剣が… ゴキコーティングされてる…」

もはや使い物にならない両手で剣を手に入れたところで状況はたいして変らないのだが、先程までお互い両手が使えないイーブンかと思えばあの鎧だ愚痴りたくもなる。

対処法が思いつかないまま眺めていると、全身のコーティングを終わらせたのか黒狼はこちらを睨みつけてくる。
いや、腕折ったのは自分のせいじゃないのさ…
心の中でそう突っ込みを入れた瞬間、先ほどとは比べ物にならないそれこそ我が家の馬鹿犬と比べても遜色ないほどのスピードで前足を振るってきた。
とっさに前足の軌道を低姿勢になりやり過ごし、向かってきた黒狼の鼻先を左足の足場として額のレヴァンテインを右足で踏み抜く。
ぐちゅりと腐肉に物が刺さる感触を足に感じながら、右足の勢いを持って勢いよく反転をしながら間合いを取ろうとする。
しかし、鼻先にいる獲物を黒狼が見逃すはずもなく反転しようとした矢先にあちらもアギトを動かしバランスを崩してしまう。
予定より飛距離がでず再度黒狼の鼻先へと着地するが既に目の前には大きく開かれた黒狼のアギトが迫ってきている。

普段の私で相手が馬鹿犬ならばわざとその口に飛び込んでいただろう。
閉じようとする口に剣を突き刺すなり歯を避けて咥内を狙うのもありだ、しかし相手は痛覚があるのかも怪しい上に力のリミッターがないのだ、顎を閉ざされて再度こじ開けられる可能性は皆無と見て良いだろう。
両手が健在で剣があるなら腹を割いて出てくるという手もあるが、そんな危険は健全時でも打ちたくない博打だ。
両手が使えない、剣もないこんな状況でそんな事をすればただのいい餌でしかない。

間一髪でそのアギトをバックステップで交わし閉じた顎を狙って蹴りを叩き込む。
ガツンと言う鈍い音と共に、つま先に痺れるような感覚が伝わってくる。
蹴られた黒狼は、少しばかり顎が浮いただけで内部 本体にはさしてダメージは入っていないようだ。

昆虫の外骨格ってどんだけ集めればこんなに硬くなるのよぉ

痺れるつま先をかばいながら少しでも黒狼から距離をとる。

まずい、何がまずいって何であいつが動いてるのかがわからない。
基本あの手のゾンビは脳を破壊すれば動かなくなるのがセオリーなのだが、殊奴に至っては脳みそに燃える剣を突き刺してもピンピンしている。
それどころかあんな鎧のような物までまといだす始末だ。
悔しいけど引こう、あんな出鱈目な生き物を相手にできる余裕がこっちにはない。
なにせお手上げする両手さえ使えないのだ、これでは白旗も上げられない。

こんな大物代表に任せて後ろでゆっくりしていよう。
あいつめ私相手に巫女のスキルを使わなかったところをみると今まで手加減されていたようだし、その意趣返しもこめて引いてやる。
この隙にあっちの敵情視察と行こう。

「そうと決まれば三十六計逃げるに如かず じゃあねん」

そのまま一気に反転代表がいるであろう後方に向けて脱兎の如く逃げ出す。
それを見て黒狼も生前の習性か追いかけてくる。

だが、反転した瞬間詩祈は見てしまった。
後方数メートル先で跪き、一心不乱に何かを祈っているウェヌスを。
それを見た瞬間頭に血が上った。
普段禅や雪を怒るときとは比べ物にならないほどに顔が熱くなり、耳の付け根辺りから血管が脈打つ音以外聞こえなくなった。
ざわざわと頭頂部がむず痒くなり噛み締める奥歯もギチギチと音を立てる。

ウェヌスを見た瞬間全力で走っていた足ももはや立ち止まり、後ろから迫ってくる黒狼の気配がズンズンと近いものになっていく。

「邪魔さね馬鹿犬がああああああ」

豪放一閃
今まさに迫ってきた黒狼を半回転の回し蹴りでその顎を打ち砕き壁へと叩きつける。
ガラガラと砂塵を巻き上げながら黒狼は瓦礫に埋まっていく。
その叫びと黒狼の叩きつけられた轟音にウェヌスはびくりと目を開き詩祈の方を見やると、そこには両手をだらりとたらし俯き加減に頭から血を流しながらもこちらを睨みつける黒髪のドミニオンの姿があった。
周囲の闇と巻き上がる砂塵。力なく俯きながらも爛々と光り輝く深紅の瞳。

―――悪魔がそこにいた

「っひ」

ウェヌスは息を呑みしかし、我を思い出したのかまた手を合わせ祈り始める。
それを見て取った詩祈は1歩1歩ゆっくりとウェヌスに近づきその肩にゆっくりとだが、しかし力を込めて蹴り押した。
その力に耐え切れずごろりと祈ったまま仰向けに倒れるウェヌス。

「な、何をするんですっk」

抗議の言葉を上げようとしたが、その言葉は言い切る前に無理やり呼吸をふさがれた。
仰向けに倒れたウェヌスの喉に首が折れない程度の、しかし呼吸をするには困難な程の力で詩祈が足で踏みつけているのだ。

「何してんのさ?」
「ッか…かふっ」

ごりゅりと喉元を踏む力を強め詩祈はそうたずねる。

「ねぇ?アンタのその両手は祈るためにあるの?私も代表もここを抜けるために必死こいてあの胸糞の悪い生き物と戦ってるんだけど?アンタここで何してるんさ?ねぇ?戦わないならその両手私にくれないかな?ちょうど今使えなくて困ってるんだ、祈るだけなら両手なんか要らないでしょ?ねぇ?アンタは何で戦わないのさ」

そう言うと詩祈は喉を踏む足をどけ答えを促す。

「ケホッけほっ!わたしは… コホンッ 戦う力がありませんかゴボッ!!」

その答えを聞き終わる前に詩祈はウェヌスのわき腹へつま先でけりを叩き込む。

「そんなこと聞いてないさ!アンタはまだ生きてるんさね!自由に振るえる手があるのに!何で自分から塞ぐんだ!!祈るな!!祈れば両手が塞がる!!祈って死を待つぐらいなら足掻きなさいよ!!自分から生きる手段を捨てるんじゃないさね!!」

お腹を蹴られた痛みからウェヌスはそこでお腹を抱え丸まる、その姿を見下しながら詩祈は逃げてきた道を逆戻る。
その先には、瓦礫を押しのけながら立ち上がろうとする黒鎧の黒狼の姿があった。

「生憎だけど逃げ道が無くなっちゃったみたいさ、もう少し私と戯れましょうか」


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  • 2009-03-05
  • 詩祈
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プロフィール

七崎詩祈

Author:七崎詩祈
暴走が暴走を呼び暴走に到る

走り突っ込み省みぬ。

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